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2010.07.15

2010年読了記録18:『やってられない月曜日』

やってられない月曜日
(画像はありません)

柴田よしき著、新潮文庫。

何でこの本を買ったかというと、新刊平積みの中から、「働く女性のリアルな日常とホンネ」という帯の文言に惹かれたのと(笑)、主人公が出版社勤務…?とか、そういうところからつい手が伸びまして^^;
やっぱりそういう業界に興味があるわけですよ、ええ。
(一応、私の勤務先も出版会社ではあるわけなのですけど…)

それで、著者の柴田よしきさんのことは全く存じ上げなくて、お名前から男性かと思ってたら女性で、あれ~と思ってぐぐってびっくり。
私と同い年で、OL?勤務の後、結婚・出産を経て作家業に入られたとある。
ご自身のブログを見に行ったら、お子さんが大学生になったところ。
ものすごい多作な作家さんなんですけど、こういう日常生活と創作活動を両立できるというのは、本当にすごいなと思います。

さてさて、この本は、各曜日が章のタイトルになっているのですけど、その一日ごとの短編、というわけではなくて、発端はその曜日でも、それぞれのエピソードごとに時間は流れ、そして全部がつながっているという構成。

そして主人公は経理部で趣味は1/150の模型作り、主人公のお友達は庶務課で、BLの同人誌作ってコミケに出してる、と^^
そこまで分かって買ったわけではなかったのだけど、この設定がひじょーに身近というか、いや、宝塚にはまっている自分にとっては「分かる」部分が多いというか、ねぇ^^;

編集の仕事をしていた時は、仕事そのものがクリエイティブ(本を書いてたわけじゃないけど、本を作ってたことは確か)だったけれど、いまは、仕事にクリエイティブな部分はない。

宝塚だって、観て楽しむものであって、自分で何かを生み出せる趣味ではないけれども、私にとっては、ブログに書いたりすることで、ある意味、「表現欲」を満たしているようなところもあるんだと思う。
だから、趣味でバランスをとっている寧々や弥々にはとても通じるものを感じたのだった^^

最後の章で、会社の模型作りを始めて1年経った寧々が、「自分が変わった」「優しくなった」と思う、という記述がある。
それはきっと…、自分のいる場所の模型を作ることで、俯瞰というか、高い視点から、客観的に自分と自分のいる世界を見ることができるようになったから、なのではないかな、と思った。

「縁(えにし)」か…
「出会いは奇跡~」なんて歌詞もありましたね^^あれは右京さんの^^
とどんどん話があっちに行ってしまうので(笑)このへんで…

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