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2010.02.19

2010年読了記録5:『幸せの作法』

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副題「働く女性に贈る61のヒント」。
坂東眞理子著、アスキー新書。

書店で見て衝動買い、シリーズです。
しかし、新書ってのはあっという間に読めますねぇ@@

坂東眞理子さんといえば、『女性の品格』が話題になりましたよね~
読んでないのに言う資格はないですが、書店でパラパラ見て、失礼ながら「け」と思って戻した私です。
なので、それを娘に読ませたいなどとは絶対に思わなかったのですが、今回の『幸せの作法』は、やはりパラ見して、これ娘に読ませよう~と思って購入したのでありました^^;

でもって、まずは自分で読んだわけですが、参考になるところも多々あり、なかなか良かったです。

私自身は勝間さんの本を何冊も読んでいて、でもさすがに最近は勝間さんのフル回転ぶりについて行けなくなり、かといって、香山リカさんの『しがみつかない生き方』にもまったく心惹かれず…だったのですが。

娘は、最初からまったくキャリア志向タイプではないので、カツマーは論外です。
そして…、多分、専業主婦願望タイプと思われますが、この春から会社員として働く彼女に、読んでもらいたいなと思いました。

というのも、本書は、キャリア志向の女性向けに書かれた本ではなく、大多数の「普通のOL」…つまり、一般職正社員の女性向けに書かれています。
彼女たちに向けた、坂東さんの温かいまなざし。

一般職正社員として長く勤めることが、いかに貴重で賢い生き方であるか。
ちょっと前の私なら、また「け」て思ってたところなのですが(汗)、私自身が、バリバリじゃないけども編集者として忙しく働いてた(ほんの数年だけど)時期を経て、いまは契約社員の身の上になってしまったこと…
そんな環境の変化もあって、坂東さんの説く内容がすっと胸に入ってきました。

そして、「ふつうのOL」であっても仕事をずっと続けていくことが、とても価値あることだという見方が嬉しいですね。
生活のためにどうしても必要な場合は別として、結婚して子供ができたら…、よく、「大した仕事じゃなく」「誰にでもできる仕事」なら、子供に寂しい思いをさせてまで無理に続けることはない、子供にとってお母さんの代わりはいないんだよ、という考え方がありますが…(それもある意味その通りですが)
坂東さんは、たとえ誰でもできる仕事でも、正社員じゃなく派遣やパートでも、仕事を持っている、ということ自体に価値があると言ってくださっているので…(反社会的な内容の業務でない限りは)

正社員としての立場を簡単に捨てるな、とも書いてあるので、これはほんとに娘に言っておきたいなと…
ほっといたら簡単に手放しそうですもんねーー
正社員は簡単に辞めさせられないとも書いてありますが、それはウソだと思いましたけど^^;←簡単に辞めさせられた人
それでも、会社都合だから色々手厚くしていただきましたし、自分で勝手に辞めてたら全然違っていたことでしょう。

就職超氷河期と言われているいまだから余計に、得た職を大事にしてほしいと思います。
…って、たぶん大きなお世話だろうと思いますが…(汗)

そして、まずは無事に卒業できることが大前提、ですが(さらに汗)
(そんな娘はいま海外)

そうそうそれから、長くなってしまいますが。
読んでいて、結構何か所も誤植があったのが気になりました。
ちょっと、作りが雑いな~という印象。

いまや、新書は濫造状態と思われますが、文庫と違って、たいていは書きおろしだからでしょうか。
スピード命、な面もあると思うし。
校正者としては、赤入れたい~とあちこちで思ってしまって、それだけは残念でした。

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