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2009.08.07

2009年読了記録23:『四文字の殺意』

Photo夏樹静子著、文春文庫。

久しぶりの夏樹静子さんの文庫、ということで、書店で見つけて飛びつくようにして買ってきました^^

いつもながら、夏樹さんの取材力というか、緻密な描写に引き込まれます。
冒頭の「ひめごと」で、主人公が地下鉄を使って移動するさまなど…、身近な東京の地下鉄で、情景が浮かぶようですけど、夏樹さんは東京在住じゃないですものね^^;

ストーリーの面白さや謎解きの面白さだけじゃなく、背景の取材力や、人物像の描写、そういう作品を取り巻く空気感が優れていると、いつも思います。
もし私や私の家族が夏樹さんの手にかかったら、どんな風に描写されるんだろう?と思ったり(笑)

今回の作品群は、「うらぐち」以外は男女の関係…それも不倫を伴う…が織り込まれており、ちょっと何だかな~と思うところはありました。
初出掲載誌が「オール讀物」だからというのもあるだろうし、小説のテーマとしてはありがちですけど、あんまり好きじゃなかったりする…

2時間ドラマにぴったり、と思っていたら、冒頭の「ひめごと」がドラマ化されていましたね。何か、キャストは随分イメージと違うが^^;(先にぐぐらなくて良かった)
私は「やぶへび」が一番面白いと思いましたが、これなんて、フラワーデザインという華やかな世界や、女友達の確執とか不倫とか色々織り込まれていて、とってもドラマ向きかと^^
で、もし卒業後にご贔屓がやるならどの役…?と想像してみたのですけど(アホ)、やっぱり、殺される女性役しかありえないだろう、という結論になりました(笑)
そういや、タータンも1回やったんですよね。どうしても宝塚の男役さんだと、殺される役か犯人か検事か、とかになっちゃう?

それはともかく、夏樹さんの本はとても引き込まれるので、気を付けないと電車を乗り過ごします(汗)
珍しく家でも読んで、あっという間に読み終わったのでした。

そしていまは…またしつこく源氏物語関係を読んでます(笑)
それが終わったら、「篤姫」かなぁ!
ドラマ見てなかったから…来年の明治座舞台のために^^;

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