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2009.06.06

2009年読了記録18:『特効薬―疑惑の抗癌剤』

Photo霧村悠康著、二見文庫。

著者は現役の医師だそうです。
Amazonで検索すると、10冊以上ヒットしますが、出している出版社名からして、プロの作家さんとは言えない感じでしょうか。

仕事で、ちょうど肺がんの化学療法についての資材を校正していたこともあり、興味深く読みました。
Amazonのレビューでは、いまどきの新薬開発事情とかけ離れているところがある、という意見もみかけましたが、どうなのでしょうね。
製薬会社と医師の関係とか、多かれ少なかれ、こんな感じなのだろうなとは…、いまの部署に移って、垣間見える日々でもあります。

さてさて、本業が医師、の方が書かれているので、専門的な内容は非常に面白いのですが、小説としての完成度はどうかというと…、
やはり、作家さんがその業界を取材して書いた、プロの小説には敵わないものだなと思いました。
途中まではなかなか面白かったのに、特に最後のオチの付け方が…、某歌劇団の某演出家みたく、そんなに簡単に登場人物をこ○さないでよ、て>_<

そんなわけで、色んな意味で面白く読めた本ではありましたconfident

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製薬企業への医師の転職は、結論から申し上げるならば、少なくとも求人枠という点では経済情勢の影響を受けていません。製薬会社には、その気になれば正社員数を大きく減らすことができる「削り代」があります。責任医師や分担医師として製薬会社の治験に関わった経... [続きを読む]

受信: 2009.06.18 22:09

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