« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009.03.29

2009年読了記録11、12:『風の墓碑銘』

2_21_2「女刑事 音道貴子シリーズ」乃南アサ著、新潮文庫。

乃南アサの著作の中でも好きな、音道貴子シリーズ。
しばらく短編が出ていましたが、久しぶりに長編を読みました。

面白かった~
サスペンスとしての、話自体も面白く、ぐいぐい最後まで読ませますが、音道シリーズの魅力はそれだけではありません。
むしろ、刑事として働く音道貴子、という女性の内面や、捜査にあたる刑事たちの心情の描写が細やかで、リアル感があるのですよね~

今回、音道の恋人とのやりとり以上に心に残ったのが、刑事の仕事について書かれた言葉。
意訳ですが、捜査というのは、ほとんどが徒労に終わる作業を毎日もくもくとこなして、その積み重ねであると。
それでも使命感をもって捜査を続けるわけですけれど、やりがいに結びつくような手掛かりにめぐり合うのは本当に少ない機会なわけで…

地道な積み重ねなんだなって、何でも。
何の仕事でも…、たぶん、どんなに華やかに見える仕事でも。
なんでこう、何でも仕事に結びつけてしまうのだ…自分(苦笑)
でも、働く女性としての音道に共感し、励まされる部分があるから、このシリーズが好きなんだと思います。

ところで余談ですが、この本の最後を読み切るのに、出先のカフェで粘って読み終えました。
カフェで読書って、やってみたかったの^^ 優雅~happy01
あと少し、と思っても、家ではなかなかじっくり読めないし、移動中の電車やバスで、と思っていると、なかなか読み切らないので。満足した^^

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.28

2009年読了記録10:『草原からの使者―沙高樓綺譚』

51fihv3cm4l__sl500_aa240__2浅田次郎著、徳間文庫。

沙高樓綺譚の第2弾です。
ええ、面白かったですよ…でも…そんなにすごく面白くはなかった。
うう~ん、最近の浅田作品にはヒットがない…私の中で。
寂しいです…
私の感性の問題なのだろうか。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.12

2009年読了記録9:『就活のバカヤロー』

Photo副題「企業・大学・学生が演じる茶番劇」
石渡嶺司、大沢仁著、光文社新書。

就活本のベストセラーになっているというので、読んでみました。
当方、現在大学3年生の娘が、就活真っ最中です。
親として、今の就活事情を知っておくのも良いことか、と。

色々な裏事情などが分かって興味深かったですね~
就職情報会社の仕組みと、企業側の「採活」の裏事情が特に。

で、色々バカヤローな茶番であることは分かりましたけど、就活中の学生は、その中に身を置くことを余儀なくされているわけで。
「踊らされない」ことが大事、だと説かれています。そうなんですけどね…

それから、この本は、2008年11月刊行なので、まだ就職が売り手市場だった時期に書かれているんですね。なので、そういう面で、今となっては「???」な記述も見受けられます。
著者のお二人に、今、この状態では、就活学生にどんなアドバイスをいただけるだろうかと思い、お二人のブログなども訪問してみましたが、そういうことは書かれていないようでした。

ともかく、何とか内定を勝ち取ってほしいと祈るばかりですが…

| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »