2009年読了記録11、12:『風の墓碑銘』
乃南アサの著作の中でも好きな、音道貴子シリーズ。
しばらく短編が出ていましたが、久しぶりに長編を読みました。
面白かった~
サスペンスとしての、話自体も面白く、ぐいぐい最後まで読ませますが、音道シリーズの魅力はそれだけではありません。
むしろ、刑事として働く音道貴子、という女性の内面や、捜査にあたる刑事たちの心情の描写が細やかで、リアル感があるのですよね~
今回、音道の恋人とのやりとり以上に心に残ったのが、刑事の仕事について書かれた言葉。
意訳ですが、捜査というのは、ほとんどが徒労に終わる作業を毎日もくもくとこなして、その積み重ねであると。
それでも使命感をもって捜査を続けるわけですけれど、やりがいに結びつくような手掛かりにめぐり合うのは本当に少ない機会なわけで…
地道な積み重ねなんだなって、何でも。
何の仕事でも…、たぶん、どんなに華やかに見える仕事でも。
なんでこう、何でも仕事に結びつけてしまうのだ…自分(苦笑)
でも、働く女性としての音道に共感し、励まされる部分があるから、このシリーズが好きなんだと思います。
ところで余談ですが、この本の最後を読み切るのに、出先のカフェで粘って読み終えました。
カフェで読書って、やってみたかったの^^ 優雅~![]()
あと少し、と思っても、家ではなかなかじっくり読めないし、移動中の電車やバスで、と思っていると、なかなか読み切らないので。満足した^^
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