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2009.01.24

2009年読了記録4:『さあ、才能に目覚めよう』

Photo副題「あなたの5つの強みを見出し、活かす」
マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著、田口俊樹訳。日本経済新聞出版社。

実は、諸事情により、会社を退職することになりました。
…といっても、結果的には、有休消化後に、契約社員として、別部署に入れることになったんですが。
でも、この会社でずっとやってきた、医学書の編集という仕事からは、離れることになります。
医学書の編集って、天職かと思ったほど合ってると自分では思ってたんだけどな…
その仕事を取り上げられることになって、これからは、今までとは全く違った生活…つまり、仕事メインではない生活になる覚悟を決め始めていました。
なので、これからの人生、どういう方向で行けばいいのか?それを考える一助にもしたいと思って、この本を読みました。

…ネタ元は勿論、勝間さんです^^
「起きていることはすべて正しい」で紹介されていました。

ウェブ上で診断できる、「ストレングス・ファインダー」が本書の売りですが、皆さん、本の中身も漏れなく読んでくださいね!(笑)
特に、第2章「強みを築く」の中の、シナプス結合の形成と才能の関係の話は、非常に興味深かったです。
人間、いくつになっても変わることができる、と希望を抱きたい身には、根本的な資質は変わることはない、という事実を科学的に突き付けられたことは、かなり衝撃的でもありましたが…

「弱点を克服するより、強みを生かす」という姿勢も、新鮮というか、なかなか難しいというか。
実際、ストレングス・ファインダーの結果を見て、まず、どうしてもそれを「強み」と思えなかった私です(苦笑)

私の結果は、以下の通りでした。

1.収集心 Input
2.調和性 Harmony
3.自我 Signficance
4.内省 Intellection
5.公平性 Fairness

解説文は長いので省略しますが、まず何より、「自我」(3位)に衝撃(笑)
「あなたは、他人の目にとても重要な人間として映りたいのです。もっとはっきり言えば、あなたは認められたいのです。あなたは聴いて欲しいのです。あなたは目立ちたいのです。あなたは知られたいのです。(以下略)」
ですよ^^;;;

5つの解説文を読んで、5つの「強み」ではなく「弱み」としか思えなかった自分despair
つまり、引きこもり気味で(内省)オタク傾向があり(収集心)事なかれ主義だが(調和性)自尊心が強く(自我)他人に厳しい(公平性)…爆爆

もう一冊本を買ってもう一回チャレンジしようかと思ったほど(笑。カバー裏のパスワードを入力する必要があり、しかもそのパスワードは、1度しか使えないのです)

最近やっと、自分の中で馴染んできたところです。
「収集心」は、「知りたがり屋」であって「学習欲」とは違うところがミソ。
「内省」はもう、こんだけぐだぐだ考える人で、一人の時間も好きったら、当然の資質でしょう^^
「自我」も、「自我」と訳すからちょっとひるむけど(笑)、Significanceには、意義とか有意性、重要性といった意味があることを考えると、納得がいきますね。自分を、人生を、そういうものにしたいというか。
「公平性」だけが良く分かんないんだけど、たまにカ~ッと「許せない!」てなことを思うことがある面だろうか。。。

このテスト、180問もあって、それぞれ20秒で選択しなければならず、直感で選べと言われても、選択肢の文章が結構長くて、読むだけでも結構かかって焦るのです(笑)
で、一か所だけ、あっ間違った!と思ったのがあって(違う場所を選んでしまった)あそこを正しく選んでたら、また違ったかも?
でも、やり直したら他の答えがまた違ってくるだろうし…
ちなみに、2回測定した場合の相関値は、0.89だそうです。ほとんど一緒、てことね。

資質は全部で34あるので、この5つ以外がゼロ、ということではないでしょうから、全部の順序、もしくは、上位10位くらいまでと、下から5つくらいは知りたいところですね。
どうしても「弱み」を知りたいと思ってしまうのは、やっぱり弱点にとらわれているのでしょうか…

将来を考えるにあたって、自分の弱点分野に無理に首を突っ込む必要はない、と思えたのは収穫でした。
つまり、私の場合なら、例えば、介護・福祉系のボランティアをやろうと無理する必要はない、とか、英語も無理してやんなくていい、とか(笑)、歴史が好きだと思っていたのは、もしかしたら思い込みだったかしら、とか、「学ぶ」ことが目的な、例えば社会人大学とか、考えない方が良さそうだ、とかetc.etc...

それから、マネージャー(管理職)の資質はやはりないな、とか。「上に立つ人」とか、「起業」とかも考えない方が良さそうだ、とか。

じゃあ何が向いてんの?てことになるんですが(苦笑)

ま、こんな私(収集心内省自我)でも、会社員として組織の中でやってこれたのは、ひとえに「調和性Harmony」のおかげなんだろうな、と、これは納得でした。
人間関係のゴタゴタに巻き込まれない。合わせられる人の許容範囲が広い、というか。
今度行くことになる部署でも、この資質は役に立ちそうなので、それは大事にしたいですね。

それから、この本を読んでつくづく思ったことは、人は皆違う、という当たり前のこと。
5つの資質がまったく同じになる確率は、何と3300万分の1だそうです。
そして、脳内回路は16歳までに決まってしまうと。それは、遺伝的特質と幼児期の体験によって決まると。
…となると、世の親たちは、優れた資質を子供が持てるように、さまざまな働きかけをしなくっちゃ、とまた焦ることになるでしょうか^^;
でも実際、34の資質の、どの資質、どの組み合わせが「優れた」ものか、というのは特定できないんじゃないかと。
金子みすずじゃないけれど、それこそ、「みんなちがって、みんないい」ということではないかと。

…なので、例えばいま、就職活動中の娘ですが、誰でも彼でもキャリア志向でなきゃいけない理由はないんだな。
それぞれに向いた仕事、向いた場所があるんだなと…、第一線でバリバリやる人か、後方支援に回る人か、それは、どっちが偉いとか、そういう問題じゃないんだなと…
そんな当たり前のことに、改めて気付かせてくれた本でもありました。

(長文にお付き合いくださり、ありがとうございました)

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コメント

こんにちは。
勝間さん紹介のこの本を、一足先に夫に買われていた(涙)。私も自分の資質を診断してみたいけど、一家に2冊あっていいのか?と思い躊躇しております。

金木犀さんの協調性って納得heart01
そばにこういう人がいてくれて初めて周りの人間は思い切り議論を戦わせたりできると思ふ・・・私みたいに刺々しいのがむしろモットーだったりする人間にとっては、勝手に頼りにしてしまう人物なのであります。

私生活(つまり宝塚ファン以外の部分coldsweats01)での大きな変化、今大変な時なのかもしれないけど、金木犀さんならしなやかに動いていけるはずと、素直に思います。あの方も充実した舞台で癒してくださっているし、ね。

投稿: ponta | 2009.01.24 09:08

長かった・・sweat02
で、すごく的確な診断だとおもうcoldsweats01

>誰でも彼でもキャリア志向でなきゃいけない理由はないんだな。
前から言うてやんsweat01

>第一線でバリバリやる人か、後方支援に回る人か、それは、どっちが偉いとか、そういう問題じゃないんだなと…
どうしても、後方支援に回るのは劣っているという価値観が世の中にあることも否めないし、ああいう中高で暮らした私たちはそういう人が一級のような錯覚をして育ってしまったかもしれません。それが私の場合劣等感に変わって。でも、今この年になってそんなことたいしたことないやんって思える自分がいてうれしかったりします。

新たな出発、また頑張ってね☆

と、レスが長くなってるし..(汗)失礼しました。

投稿: 桜桃 | 2009.01.24 09:48

コメントありがとうございます。
そして、長文読んでくださり恐縮…
書きながらも、申し訳ないな~と思ってましたの(汗)

☆pontaさま

>一家に2冊あっていいのか?と思い躊躇しております。
確かにね~
自己診断が1600円でできる、と思えばそんなに高くないんでしょうけど…
モノはいらないものね^^;
でも、私も娘にやらせるのにもう1冊買おうかと思ってますcoldsweats02
(そして即売ってしまふ)

>あの方も充実した舞台で癒してくださっているし、ね。
何せ、有休消化期間中に、東京公演がすっぽり収まってるのlovely
これで、契約社員でも即決してしまったようなもんです(笑)


☆桜桃さま

>で、すごく的確な診断だとおもう
え~、そう?ほんとに?
じゃあやり直さなくていいかしらん(←まだ納得できないんかいcoldsweats01

>どうしても、後方支援に回るのは劣っているという価値観が世の中にあることも否めないし
うん…、そして、それが男女の役割分担にもつながってたりするからねぇ…

でも、その人ごとの個性は、そのものとして受け入れて生きて行くしかないというか。
う~ん、でもやっぱり、強みより弱みが気になるかも。難しいな~
(まだとらわれてるわね、私catface

投稿: 金木犀 | 2009.01.24 18:00

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