« エアコンクリーニング | トップページ | 水道橋~神保町~山の上ホテル »

2008.11.16

2008年読了記録33:『読書進化論』

Photo副題「人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか」
勝間和代著、小学館101新書。

この記事を書く前に、Amazonのサイトで画像をダウンロードするついでに、レビューを読みに行きましたら、意外に辛口のレビューが多いんですね。
へぇ~と思いつつ目を通し。

確かに、「読書論」「読書法」の内容を期待して手に取った方には、肩透かしだったかも知れませんね。
しかし、出版業界に身を置く一人としては、大変興味深く読ませていただきました。

特に、第四章「売る」仕組みを進化させる は、常々感じていることが書かれていて、耳が痛い限りでありました(笑)
そして、何より驚いたのは、著者である勝間さん自身が、本を「売る」ことに、ここまで積極的に関わっていらっしゃることでした!
普通ですと、著者は原稿を書く→編集者が本にする→営業が売る
…もちろん、それぞれの連携はとっていますが、そこまで一つのプロジェクトとして皆で動くということはないと思うので…

私が関わっている医学専門書は特殊な分野なので、一般書やビジネス書の分野と同じようには語れませんが、それでも、まだまだやれることは沢山あるのではないか?と思いました。
そして、勝間さんが出版人ではないからこその、新鮮な視点にも驚かされたり納得したり。

それから、各所に載っている、書店員さんのインタビュー。
皆、いい仕事されているな~と、改めて、書店の仕事の面白さも感じました。

第三章「書く」人も進化する では、本を「書く」側になることが勧められています。
その方向性もありだとは思いますが、私は、別に皆が皆、「書く」側に回る(ことを目指す)必要があるとは思いません。
それで、つくづく思ったことですが、私はやっぱり編集者が天職なのかも?(笑)と。
たとえば華やかな舞台(どこ^^;)を観ても、あの舞台に立ちたい、という方向のことを露ほども思わない人なので。むしろ、あんな舞台を創る側に回りたい、と思う人なんですね。
だから、良い本を「創りたい」…そのスタッフの一員たりえたら、という思いの方が強いです。

ですので、いつか…勝間さんと一緒にお仕事をさせていただくような機会があったら(まぁないでしょうが…)、色んな意味で、得るものが非常に大きいだろうなと思いつつ、読んでおりました。

最終章のChabo!についても、素晴らしいなぁと思います。
勝間和代さんはこれからどこへ行くのでしょう^^
本については、ご自分でも、これからの課題を認識していらっしゃるようですね。

思い起こせば、勝間さんとの最初の出会いは、朝日新聞土曜版の「フロントランナー」(2006/2/18)、そして、最初の出会いの本は「インディでいこう!」でした。
最近ではあまりにも、勝間さんと、カツマーと呼ばれる、彼女を取り巻くファンの方々の動きが速すぎてついて行けてませんが、これからも注目していきたいな、と思っております。

|

« エアコンクリーニング | トップページ | 水道橋~神保町~山の上ホテル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16713/43136211

この記事へのトラックバック一覧です: 2008年読了記録33:『読書進化論』:

» 福岡 ネイル [ネイル西区周船寺]
福岡 ネイル案内♪ [続きを読む]

受信: 2008.11.19 10:34

« エアコンクリーニング | トップページ | 水道橋~神保町~山の上ホテル »