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2008.06.23

2008年読了記録19:『しゃぼん玉』

Photo乃南アサ著、新潮文庫。

乃南さんの作品の中では、少年が主人公でさらっと読めそう、だったので、いとも気軽に読み始めました。
実際すぐに読め…なかったけど(笑)、何せ通勤時間帯にしか読まないのに、携帯持って遊んでる?ことが多い昨今だったので…

しかし、不覚にも最後で泣かされました。
「しっかり受け止めてやれる」人さえいれば、誰でも、必ず立ち直ることができる。
そのことが胸に刺さり…
子供たちにとって、私たちは「しっかり受け止めて」きた親であっただろうか?
思えば息子も色々あったけれど、今は一応社会人として自立してくれている。ということは、受け止めてやれる存在だったのかなぁ…?

いつでも、「受け止められる」存在でありたいと思うし、自分自身も、決して諦めず前に進む人間でいたい(←これ、誰かがインタビューで言ってたなぁ…何でも結びつけない^^;)

読後感が爽やかな小説って、いいですね^^
乃南さんのいわゆるホラーものは、結末が救いがたいものが結構あるのだけれど、これは好きな系統でした。


さてこの後は…、勝間和代さんの新刊即ベストセラー、「7つのフレームワーク力 」を、もう何度も本屋で手にとっているのだけれど、中を見てどーしても買えずにいます(汗)
どーしてもビジネス頭に向いてないのか…?

とりあえず、瀬戸内源氏を読んでしまえということだろうと思って、そちらを読み進めています。

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2008.06.14

2008年読了記録18:『読み解き源氏物語』

Photo近藤富枝著、河出文庫。『源氏物語』千年紀とのことで、文庫化されたようです。
源氏物語を、さまざまな角度から、肩の凝らない文章で読み解いています。
もちろん、源氏物語の内容は知っているのが条件ですが、なかなか面白かったです。
決して、文学的な解釈や学究的な内容ではないので、すらすら読めます。

しかし、著者は、源氏物語は原文で読むことを勧めていますね^^
それ…ちょっと一人では無理っぽいけど^^;
瀬戸内源氏も、いつの間にか頓挫してしまって、「若菜」の巻で止まっているのですが…、次の月組公演を観るまでには!宇治十帖も含め、読破しておきたいところです。

源氏物語の世界は平安貴族の生活が舞台になっていますが、平安時代に生きていた人々の中で、貴族の占める割合なんて、ほんのほんのほん~の一握りにすぎません。
ですから、その文化や生活を知ることで平安時代を知ることができるというのは錯覚でしょうが、文化や芸術というのは、そういう面があるものなのでしょうね。

色々読んでいて特に心惹かれたのは、装束の色についてでした。十二単はもちろん、平安時代の色の重ね方…
襲色目(かさねいろめ)というそうですが。これも、奥が深そうですよね…

今度、京都で時間がとれる機会があったら、ぜひとも風俗博物館に行くぞー、と思ってます。

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