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2007.01.20

源氏物語いろいろ

最近ちょっとしたマイブームになっております>源氏物語。
ことの始まりは、言わずと知れた宝塚(苦笑)
今年のラインナップが発表になった昨年末、今年の7月にご贔屓の組で『源氏物語 あさきゆめみしII』が上演されることを知り。
2000年の初演の時は、観には行ったものの原作(大和和紀「あさきゆめみし」)を読んでみようなどという気持ちは起こらなかったのに、今回はご贔屓出演というだけで、思わずキャトルレーヴで見かけて大人買いしてしまったのでありました(笑)
全7巻のうち、ようやく6巻までこぎつけました。宇治十帖に入ったところです。

思えば、私の源氏物語の知識ってのはどんな程度のものだったのか…?
原文はもちろん、現代語訳も読んだことはありません。
多分、原文のごく一部に、高校の古文の授業で触れたくらいでしょうか。あの有名な「雨夜の品定め」とか…

宝塚での上演と同じ年、歌舞伎の「源氏物語」が上演されました。
当時の平成三之助(新之助、辰之助、菊之助)がそれぞれ光君、頭中将、紫の上を演じるというので、突如ミーハーになって観に行ったんですね(笑) しかもあの頃、朝日新聞の何かで安く観れるのを申し込み、朝の早くから並んで、歌舞伎座の一番安い席で…(狭くて狭くて、腰が悪かった私には難行苦行であった)

その時、予習しようと思って買ったのが「週刊光源氏
ま、確かにもんのすごい面白かった上に、ばっちり話は把握できましたがね^^;

そんなこんなな源氏歴で、今までの私は、源氏物語っていえば、ぶっちゃけマザコンの話じゃないか、とバッサリ切ってた訳ですーー
結局光の君の女性遍歴は、母の面影を求めてのものだったのだからと…

まぁそれはそうかも知れませんが、でも、こういうハウツー本や、はしょりにはしょった舞台なんぞを観ただけで、源氏物語の本質なんか分かりっこなかったんだ、と今になって思い知らされています。
といっても、漫画を読んで本質が語れるのか?と問われれば返事できませんが。。。
でも、光の君の死まで読み進んだ今、源氏物語は、光の君という華やかなキャラクターの女性遍歴に姿を借りているけれど、深い深い仏教観に裏打ちされた作品なんだなぁということを…原文を読まずしていえるのかどうか…感じさせられています。

でも確かに、漫画だけではその印象に左右されてしまうので、もっと色々な面から源氏物語を知りたい。と思うようになりました。
いつかきっと、宇治市の「源氏物語ミュージアム」に行ってみたい。とか。
今さら原文を勉強し始めたら一生かかりそうだけど、現代語訳はどれを読めばいいのかしら…と思っていたら、何とタイムリーなことに、今月から瀬戸内寂聴版が文庫で配本されることになったそうで。文化勲章受賞記念ですて。毎月刊行全十巻だそうで、早速第一巻買ってきました。

そして、違う用事でさいたま芸術劇場のHPを見ていたら、なんとー、「源氏語り五十四帖」なんてやってたんじゃないですか。全然知りませんでした。
原文の朗読と解説ですって。お誂え向き。ということで、早速チケット買いました^^
もう「夕霧」まで来ちゃってるんですけどね、まぁこれから光の君晩年のいいとこだから。

という訳で、しばらく遊べそうかな、と思います。
どれもこれも途中で挫折しなきゃいいですけど^^
梅田芸劇公演までには、いっぱしの源氏マニアとなっていたいものです。
そうそう、web上では、こちらのサイトさまがとっても充実しています。
色んな情報を得るのに、指南役になっていただけそうです。

さて、ではお風呂のお供に「あさきゆめみし」持参で…^^

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コメント

私はですねー、最初に通しに近いものを読んだのがなんと高校の時のアンチョコ(笑)。あれは結構平易な現代語になっていたので、ま、全部は載っていませんがほぼ網羅したかな。あとはうすっぺらい参考書が一冊とってありまして、それには系図チックなものがあり、親子はツリーになっていて婚姻(してないのも含めて)関係があるものが横の二重線になっているのですが、源氏が縦になが~く書いてあって大量の女人が右に左に・・・。これマジで参考書ですよ?
あと、この手のものを読む時、内裏の図をおいておきたくなるんですよねー(地図マニアなもので)。

新ちゃんの源氏が見たくて南座まで行ったことがありますが(東京はもうやらないっていうから)、隠し子騒動のときに須磨明石だったので、へ~んな笑いが客席から起きていました。ヤツは自業自得ですな。

弘徽殿の女御って越後屋?
つまり・・・この時代の悪役が多いような気がします。

投稿: もにゃきち | 2007.01.20 06:40

今まで読んだ小説で一番面白かったのは『源氏物語』だ!(勿論現代語訳)って公言しているのだけど、ちゃんと読めているか自信はありましぇん。でもでも円地版と瀬戸内版をそれぞれ2回は読んだかも。最初に読んだ動機は、円地さんのお孫さんが大学の時隣りのクラスにいたからなんだけどね。(笑)
『雲隠』はあまりに衝撃的でした。(爆)
源氏物語ミュージアムって知りませんでした。教えてくれてありがとう。いつか行こうっと。(実は光より薫が好き。)

投稿: ponta | 2007.01.20 23:19

コメントありがとうございます!

>もにゃきちさま

やっぱり古文の授業から入る人が多いでしょうね。
ウチの娘も、受験の時にとっても良い参考書があった、とのことで、一時期やけに源氏に詳しかったです^^;

新之助源氏観られたんですね!
私は須磨に行くまでの源氏だったのですが、ラストシーンの新之助の目力が印象的でした…が、
あの歌舞伎はやたら暗転が多くてしかもなが~くてーー
あとで宝塚版を観に行って、やっぱりこっちのが良い~と友人と話してました^^
今度のはどんなんでしょうね~

>ぽんたさま

おお~、現代語訳を2種×2回ですか? それはすごい~
私も頑張るわ。

源氏物語ミュージアム関連のHPを見ていたら、宇治に行きたくなった…ので、今度の黒蜥蜴、やっぱり初日から行って土曜日に宇治巡りをしようかと…急に算段中(笑)
やっぱり京都は良いわねぇ。
お江戸も良いけど…私の帰るべきところはどこ?

投稿: 金木犀 | 2007.01.20 23:45

源氏物語がブームなのですね~♪
私が一番最初に手を付けたのは、あさきですけど、まだ途中でしたから、田辺聖子さんのを読みました(高校生?)
その後円地さんのも読み、その後は源氏に関するエッセイなど(?)を片っ端から購入していて、今見てきたら15冊ぐらいありました。(笑)
瀬戸内さんが訳された時には、もう私が源氏離れしていたのでまだ読んでいませんが、いつかは読みたいと思っていながらなかなか…(苦笑)
宇治に「源氏物語ミュージアム」なんてあるんですね!
主人の大学が京都だったので、結婚してから何度も京都へ足を運んでいて、宇治にも行ってるのに知らないとは!と思ったら、平成10年にできたのですね~
う~ん、残念!
京都は篁さん巡りもしたいのに、結局東京来てからは一度も行ったことがないんですよね…

投稿: 葉月 | 2007.01.20 23:46

>ではお風呂のお供に
トンチンカンなところに反応してますが・・・
私には夢のまた夢なのであった。全く読めん(-"-)

もう読書はきちんと座って眼鏡をかけて、しかできなくなりました(;_:)

>腰が悪かった私には難行苦行であった
右膝が痛かった私にも~~
あの当時より今の方がずっと忙しいしいろいろ大変なんだけれど、今の方が心身ともにずっと元気だなぁって、金木犀さんのを読んで感慨深くなっております。
あなたもじゃない?

って、やっぱり論点ずれてるよ^^;;;

投稿: 桜桃 | 2007.01.21 21:21

皆さんコメントありがとうございます^^

>葉月さま

遅れてきた源氏ブームです(笑)
葉月さま大先輩でいらっしゃるので、読破して色々妄想の暁には、是非お付き合いくださいませね^^

地元関西にいた時も、京都って観光ではほとんど行きませんでしたが、今も、帰省のついでに自分の好きなところにまで行く余裕はなかなか…
(嘘です一番好きなところに行くから他に行けないのよね^^;)

とりあえず、初日チケットを先ほどゲットしましたので、やはり土曜日は宇治に行こうと思います。

>桜桃さま

そそそそうか^^;
私は元々が近視だから、今はまだ、眼鏡を取れば本は読みやすいのですよ。
これがもっと進行すると、文字通り遠くも近くも見えなくなるのか;_;

ね~、本当に、眼を除けば、年々若返る私たち?(違うてーー)
歌舞伎座が新しくなったらまた行ってみます?
でも、やっぱり私たちには宝塚が一番、しっくり来るような気がしますわね^^

投稿: 金木犀 | 2007.01.21 22:37

遠い昔、友達の家に大和和紀の「ラブ・パック」なる三巻の漫画があったのですが、多分あさきよりも全然古いんだと思います。原作が源氏でコメディ化して、でもちょっと悲しいけどやっぱあれはハッピーエンドかなぁという物でした。当時は一巻の漫画が月のお小遣いを圧迫するので買えませんでしたが、社会人になってから探し回って、文庫化されているのを友達が発見してくれて手にいれました(で、どこにあるのだろ)。
源氏つながりですが、所蔵品の国宝「源氏物語絵巻」を五島美術館で年に一回公開していたと思います。

源氏のモデルは藤原道長と言われていますね。紫式部は彼の娘、彰子付きの女房でしたから。
ちなみにあさき~は読んだことないです~。

投稿: もにゃきち | 2007.01.22 01:34

金木犀さま~もにゃきちさんのコメントにレスさせてくださいね~
「ラブ・パック」は、関西テレビが宝塚でやったのを放送してたんですよね。
確か当時できたバウホールでの収録で♪
私それは毎週観ていたんですよ~!(もちろん「ラブ・パック」も読んでいましたし~)
ですので、私の光の君は最初「ラブ・パック」の影響が大きかったです。(当時中1ぐらい?)
その後の後のが「三銃士」で、私はそれを観に行ったのが宝塚のきっかけですから~
関西テレビにも映像が残っていないんでしょうかね~?
CSでやって欲しいと思うのですけど…

投稿: 葉月 | 2007.01.22 07:20

もにゃきちさま、葉月さま

「ラブ・パック」まったく知りませんで、乗り遅れました^^;
五島美術館ね。私も、一度行ってみなきゃと思っておりました。
しかし「あさき~」から入ってしまうと、あの時代の美男子がこんな顔の訳ないと思いつつも、絵巻とか見たらショックかも(笑)

さて、「あさき~」は、今夜のお風呂で読了予定です。ゆうべ読んじゃおうと思ったんだけど、最後だけ今日のお楽しみにおいときました^^
しかし、宇治十帖、面白いじゃないかっ!

投稿: 金木犀 | 2007.01.24 23:30

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