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2006.03.04

「下流社会」を読んで

痛み止めが効いて、耳閉感は相変わらずながら(プールの後、耳に水が入って取れない、状態がずっと続いている、みたいな)、痛みはましになったので、随分楽です。医者も行くもんですねぇ^^ 正社員になってから初めて保険証使ったわ。

ということで、読み終えたばかりの「下流社会―新たな階層集団の出現」(三浦展著、光文社新書)のことなど。といっても、直接の感想というより、娘の大学受験などを経て、色々考えさせられることがあったので、色々話は飛びますが…

これを読んでまず、日頃から娘について漠然と思っていたことや、夫が常日頃言っていることを、はっきり形で示されたなぁ…という印象を持ちました。女性、男性それぞれのグループ分けなんて、実に面白かった(苦笑)
息子は、なれるかどうかは別として「ロハス系」の系統だろうと思うし、娘は、「かまやつ女系」にも「ギャル系」にもはまりきれず、でも「お嫁系」や「ミリオネーゼ系」では絶対なく、結局「普通のOL系」のくくりになっていくんだろうな、とか。。。
大学も決まった今さら思っても仕方ないことだけれど、環境から攻めていく、という意味ではやはり、まず住むところから考えて(マンション購入時にね)、公立でもそれなりの評判の校区に住むとか、無理させててでも中学受験させて、自然にそういう環境に身を置かせることで、将来に向けての自然な流れを作ることが、親としてやるべきことだったのかもしれない?とちょっと思ったり…
でも、同じような環境にあっても息子はああ育って娘はこう育ってと、子供によっても違った訳だし。

社会に階層はつきもので、色んな職業があって色んな収入がある限り、皆が上流な社会なんてあり得ない訳で。皆が平等な社会ったら共産主義でしょうが、それは既に破綻しているので、結局それもあり得ない社会だったわけですよね。
本書からは、やはりどうしても「下流」は良くない、という印象を受けてしまうのですが、人生何が幸せかという尺度で測るなら、上流なら幸せで下流は不幸、とも言い切れないものがあります。

ただ、問題はやはり「意欲」だろうと思うのですね。「下層」に生まれても、別に「機会悪平等」など図らずとも、意欲さえあれば、はい上がっていくものだと思うし。逆に「上層」にいさえすれば皆やる気満々で前向きでいられるかといえば、そうとも限らないでしょう。
どんな階層、環境にいても、無気力でなく、人生に対して前向きでいられること。意欲がもてること。そういう社会にできたら、一番良いってことではないかと、思うんですが。

またまた話は飛びますが、娘の場合、言いなりに放っておいたら、これといった「志」もないまま、「何となく」専門学校に進み…というような安易な道を選びかねないところでしたが、大学受験、それも推薦とかAOでなく、一般入試で受けた、というのは、本人にとってとても良い経験になったと思います。
特に最後の2~3ヵ月は本人なりに、すごい追い込みで頑張ってました。それこそ、「意欲」をもって目指す、という経験ができたことは、今後の人生にもきっと意味あることだろうと…
まぁ、終わったとたんに遊び歩いておりますけども。。。

それにしてもこの本、自分が元気で仕事もバリバリやる気のある日に読むと、うんうん!とうなずくところが多く、半面、体調悪くて元気のない日に読むと、いちいち引っかかってくるという、そういう意味でも面白い本でありました。

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受信: 2006.03.05 09:22

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