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2004.12.23

OGファンの心理

いえ、舞台「…and the World Goes 'Round」の感想を書こうと思ったのです。

出演者/香寿たつき、大澄賢也、シルビア・グラブ、白倉一成、久野綾希子
作詞・作曲/ジョン・カンダー&フレッド・エッブ
演出・訳詩/荻田浩一(宝塚歌劇団)

日曜日に1回目を観たとき。
上質の音楽と、レベルの高い歌、ダンス。
お洒落な装置と照明、そして衣装。
Colored Lights~「ザ・リンク」より~ を歌う久野さんに聞き惚れ、
All That Jazz~「シカゴ」より~ では、ブロードウェイそのままの賢也さんのダンスと、パンチの効いた迫力たっぷりのシルビアの歌に魅せられ、…etc.
そしてその中で、タータンはとても綺麗で格好良かった。美人とかいうのじゃなくて、表情とか、引き締まった長い腕とか、美しい姿勢とか身のこなし…、そしてしなやかで賢也さんに引けをとらないダンス、みなひっくるめて、輝いていた。
もう、宝塚の元男役、という「ウリ」なんて必要ない、一人前の女性舞台人としてやっていける、おめでとう、と、涙が出るほど嬉しかった。
幸せな観劇だった…(そしてそのまま真飛氏のお茶会出席。さらに幸せになった^^)

水曜夜の2回目。
宝塚でも座ったことがないようなお席だった。オケボックスがない分、今までのどの公演より、タータンが近くにいたと思う。舞台の出来も、前楽とあってか、日曜よりさらにレベルアップ、そしてヒートアップしていた^^;
でも…2部の途中から、そう、賢也さんとタータンのデュエットダンスのあたりから、何だか寂しくなってきた。なぜだろう。タータンは素晴らしい舞台を見せてくれている。それに、タータンの男役に未練がある訳じゃない…はず。
でも、日曜にはこれはいらない、と思ったMCの男役ネタ、アンドレの歌、に切なくなる私。
フィナーレの素敵なドレスを見て、ますます切なくなる私。
最初は「もっと通いたかった」と思っていたのに、途中から「もうこれ以上は観られない」と思い始めた。見れば見るほど、寂しく切なくなってしまいそうで…

女優のタータンも、まったり応援して行こうと思っていた。見たらやっぱりファンモード、だったし…。今もそれは変わらないのだけれど、でもこれからは1公演1回にしなければと思った。1回だけなら良いかも知れないけど、女優のタータンが見たい訳じゃなかったんだ私は、とやっと悟った気がする。
…でも、もう時は戻らない。男役のタータンには、もう会えない。
…そろそろ、タータンファンを卒業する時が来たのかも知れない。
ずっと好きなはずだったのに。こうして人の心は移ろっていくものなんだ…それを、自分の心で見せつけられるのは、本当に悲しい。帰りの電車の中で、先日とは違った涙が滲んで困った。
タータン…ごめんなさい。

……………

タータンに限らず、宝塚ファンを続けていく限り、いつかはこうした自分の心理に気づく…その繰り返しになるんでしょうね。しょうがないなぁ…。私は宝塚が、男役が、好きなんだわ。結局「夢の世界」にしかいられないのだろうか。
先のことは考えず…今、夢の中にいる。私はそんな、宝塚ファンなんですね。だから、OGファンにはなり得ない…
お茶会もDSも、同窓会のつもりで出席すると思う。でもそれも、そのうちそんなお金は出せなくなってしまうのかしら。
タータンは大丈夫。もう十分やっていける。今回の公演で心からそう思えたことが、せめてもの救いでもあり、私の罪の意識を軽くしてくれたかも知れないけれど…

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