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2004.07.24

「WEST SIDE STORY」

少年隊PLAYZONE’04、青山劇場での公演です。
初日こそ、初めて生で観る少年隊やジャニーズの方々がやたら気になってしまったり、今まで見た映画版や宝塚の舞台の「WEST SIDE STORY」が浮かんできてしまったりしました。が、例によって、観劇の回数を重ねるにつれ、今回の舞台にどんどんはまっていき、だんだんと、少年隊だとかPLAYZONEだとかいう冠はなしで、純粋にミュージカルの舞台として楽しんで観られるようになりました。
青山劇場でのmy楽を残すのみとなったいま、映画版をざっと見直して見たのですが、いまや、今回の舞台の方が好きだわ、と思っている自分がいます(^^)
観る方も、回を重ねるにつれて目も慣れて、細かいところまで観られるようになりますが、舞台そのものも、初日付近から比べると、どんどん進化また深化しつつあると思います。これぞ生舞台の魅力(^^)

特に、有名なミュージカルナンバーの数々。
中でも、男の子達中心の「Jet Song」「Cool」「Gee,Officer Krupke」の迫力には目も耳も釘付け。アンサンブルの方たちのダンスレベルが非常に高いのも見応えたっぷりです。「クラプキ巡査どの」での皆さんの小わざは、まだまだ楽しみ尽くせていない…(^^)
もちろん、タータン(香寿たつき)演じるアニータが大活躍する「America」はもう、オペラグラスで彼女をアップで観たいわ、全体も観たいわで大忙しです(^^;

出演者の皆さんについての感想は、書き出すときりがないので少しだけ。
トニー(東山紀之)とマリア(島田歌穂)のコンビはとてもお似合いです。台詞のテンポも、歌もとても好き。
リフ(錦織一清)とベルナルド(植草克秀)のやり取りは、最初のうちはどうしてもニッキとカッちゃんという風に見えて仕方なかったのですが、最近はもうすっかり役そのもの、どっぷりです。
今回特筆すべきは、ロザリアを演じた宮菜穂子さんでしょうか。彼女は「天翔ける風に」でタータンと同じ舞台に出ていらしたので初めて観た訳ではないのですが、伸びやかな歌声をたっぷり聴けて幸せです。ダンスの実力はさすがですし。
「大人」陣の中では、やはりドクを演じた斎藤晴彦さん。少年達を見守りつつ、結果として何も出来なかった無力感…。この視点は、いまや「大人」の側である私自身の視点とも重なるので、彼の台詞の一つ一つが重かったです。

そして、タータンですが。アニータは、この作品の中ではとても「おいしい」役どころですし、歌もダンスもたっぷりあって、宝塚時代の作品より踊っていたかも知れない、というほどダンスを堪能できました。本当に、踊れる人ですね~。映画版と見比べても、その思いを新たにしました。
歌も、今回は音域が合っていて安心して聴けます。一番好きなのは、決闘前のQuintetでの「Tonight」。ソロは短いのですけど、黒のスリップ姿含め(^^;目も耳も奪われてます。
2幕、マリアの部屋での彼女との「A Boy Like That」「I Have a Love」。歌穂さんとタータンの歌と心情のぶつかり合いに引き込まれ、ここは初日から泣かされました。
今回のタータンアニータは、色気たっぷり、というよりは、格好よいお姉さんといった風情。それでいて、情に篤いプエルトリコの女、という味はよく出ていると思います。ただ。「格好よさ」が「男役っぽさ」に通じてしまう感じがちょっと…。これは、男役時代を知っているファンだから思うことなのでしょうか。またさらに、男役っぽさは、ファンにとっては切なくも懐かしい香りではあるのですが、やっぱり女優さんとしての「格好よさ」はまた違うものだと思うのです。う~ん。難しいだろうな~、これをクリアするのは。記憶は美化されるものかも知れませんが、宝塚月組公演でアニタを演じた男役、樹里咲穂さんは、その点自然に女だったような気がします。

ともかく今回の舞台、タータンならではの魅力をたっぷり味わえた幸せな公演でした。
そして、テーマの重さには今の時代に通じるものもあり、良い舞台を観たという充実感とともに、テーマからくる重いものをひきずりつつ、劇場を後にします。音楽の素晴らしさ、数々のメロディーが頭の中でぐるぐる回ったまま…
あと1回で見納めですので、心残りのないように、くまなく観て&聴いて、味わってこようと思います。

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コメント

Anita 私も連休に観てきました。かなり露出度の高い(^^)お衣装でもうすっかり女優さんでした。歌もダンスも素晴らしいAnita でした。時々聞こえる男役の声や表情にドキッとする往生際の悪いファンです。
東宝のファントムも観てきました。ジュリさんに泣かされました。ガイチさん、ジュリさんあたりを大切にして下さいね、宝塚さん!です。
藤田観光の半額券をいただいたのでフォ-シ-ズンズホテルに泊まりました。ゴ-ジャスでした。でも半額だから。。。暑い中お隣の椿山荘を散歩しているとなんと、三重の塔は小野たかむら(字が出ない)ゆかりの塔だそうです。まとぶんね。椿山荘のHP見て下さい。 
こんな感じで私の夏は終わってしまいました。

投稿: YUMIKO | 2004.07.30 00:03

>YUMIKOさま
お疲れさまでした。私も今日、アニータ見納めてきました。今日も絶好調、余裕も感じさせる舞台でした。ちなみに、私の一番好きな台詞は、「America」の前、ベルナルドと男役っぽく言い争い?した後、一転「女」になってベルナルドに体を寄せて言う台詞。どきっとします(^^) 「America」は、最後の方振りも変わっていたりして、大阪公演も楽しみですね。って観られませんが。
椿山荘、そうなんですか。バウのプログラムも手に入れ、今度は真飛さんに向けて準備万端、整えつつあります。

投稿: 金木犀 | 2004.08.01 21:41

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