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2004.06.03

宝塚の魔力

結局、星組東京公演は4回観ました。
宝塚はやっぱり「魔物」だと思いました。これ以上観るとどうなるか自信ないので、もう行きません(^^;
1回観るごとに、まとぶん(真飛聖)への気持ちが変わっていったのには自分でもびっくりです。4回目を観終わったとき、「自分が疲れることはしたくない、というわがままなファン」でいられる日ももう長くはないだろうな、と悟りました。
3回目までは、「うっとり」と楽しんでいる自分がいたのですが、先日は、ショーのフィナーレナンバーで踊る彼女をオペラグラスで追いながら、なぜかじわっときてしまい、われながら、「何でこんなとこで。あほちゃうか(--)」とあきれながら観ていたのでした。
いわゆる「路線」スターとして走り始めたまとぶんのこれからの道のりを、思いやってしまったのですね。願わくば、タータン(香寿たつき)が歩んだような茨の道でないように、とか色々と。まぁ、タータンほど長くはいないでしょうから、あと、せいぜい5~6年で結果は出ているでしょうが…
宝塚ファンが普通の芸能人のファンと違うところ。それは、タカラジェンヌとしての歩み(それは、そんなに長いものではなくて、専科生の道を進まない限りは10数年で終わることが多い)を見守るうちに、「芸」だけでなく、その人の人生の一時期を、まるで共有しているかのような錯覚に陥るところでしょうか。スターさんへの「ときめき」の一方で「親心」のような。
これだから、深~くはまっていってしまうのですよ。「ときめき」と「親心」が一緒になったらもう、「わがまま」なファンではあり得なくなる訳ですわ。そういう独特なファン心理に支えられて、宝塚は90年も続いてきたのですねぇ。と突然納得してみる(^^;
「仕事」という物理的な足かせがあることに心から感謝しつつ(そして、仕事がなけりゃ観にいくお金もない訳だし)、いくつになってもこういう気持ちになれるのは幸せなことだと自分を納得させたり(タータンももちろん年下でしたけど、まとぶんはさらにはるかに若い。そ~んなに年が離れていても、そんなことは関係ないのね、ということも最近実感として分かりましたし。これならおばあちゃんになっても宝塚ファンでいられるゾと(^^;)
しかし、実に性懲りもない自分であります(-.-)

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