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2004.03.13

主婦の生きがい

先週のNHK「難問解決!ご近所の底力」という番組で、主婦の生きがい探しがテーマになっていました。生きがいかぁ…。私と同世代かちょっと上の専業主婦の方たちが、「今までは子どもが生きがいだったから…」とおっとりと語るのを見て、思わず目がテンになってしまいましたが、こういうゆったりとしたあったかい家庭で育つ子どもたちも幸せなのだろうなと思ったことでした。私は「子どもが生きがい」なんて、いまだかつて思ったことはないので(--)ごめんよウチの子どもたち…
子どもも夫も差し置いて、生きがいといえば、去年の3月までの5年間、私の生きがいは「タータン」でした。そう、香寿たつきさん。宝塚の男役としての彼女が、私の心の中のかなりの(大部分の?)割合を占めていた5年間でした。
宝塚の男役論についてはまた改めてゆっくり語りたいと思いますが(^^;、本当にのめり込んだら、これはもう擬似恋愛の世界です。一言で言って、「濃い」5年間でした。気楽な一ファンでは済まなくなっていたので、彼女にまつわるさまざまなことに、喜んだり悲しんだり怒ったり泣いたり…でも幸せでしたねえ(遠い目)
去年3月に、彼女は宝塚を卒業しました。最後は、娘を嫁に出す母親のような気持ちとなり、巣立ちを見送って一区切り。彼女はもう男役ではない。女優さんです。女の人に対して擬似恋愛はできない。そう、私が見ていたタータンは、オフの姿を含め、男役のタータンだったのだ…ということを思い知らされました。無論いまでも応援していますし、彼女の舞台は、男役だろうが女優だろうが好きなことには変わりありません。
でも、もう「生きがい」にはなり得ません。また新しい男役さんを好きになって、同じことを繰り返していけたら、きっとずっと「濃い」時を過ごしていけると思います。でも、一通り経験してしまったいまは、もうそんな気になれないのですね。夢の世界だと割り切って、その枠の中でだけ擬似恋愛するということは、私にはできそうにない。夢の世界の中だけのことなのだ、ということに気付かないでいたからあんなにのめり込めたのでしょう。
…というわけで、今では宝塚も、立派な「趣味」になっています。以前は「趣味」なんてものじゃーありませんでした。どっぷり首まで浸かって溺れかけ…てたからこそ味わえた「濃さ」ですが、今は今で、楽しく観劇しています。舞台を観るひとときだけ、夢の世界に身を置いて。そういう楽しみ方が一番良いのかも知れません。
じゃあこれからの生きがいは?…って、突き詰めて考えたら難しいことですよね。仕事は「やりがい」であって「生きがい」ではないし。確かに、今の仕事は天職かと思っていますが…何せ、まだ乳母車に乗っていた頃から、私は本屋の前を通ると、買ってほしいと騒ぐ子どもだったらしいので…ほんまかいな(--; まぁ、「本」にまつわる仕事ができれば本望であります。
番組でも、そんな哲学的な話じゃなく、主婦ならではの視点とかネットワークを生かして行動を起こそう!みたいな内容でした。少しだけ気になったのは、「主婦」だから、お金の面はおいといて、みたいなニュアンスを感じたことで、やっぱりダンナに稼がせておいて、家事はやりつつ生きがい探しなのねという…。まぁ、「主婦のビジネス」という番組じゃないですけどねぇ。
主婦ネットを生かして色々活躍している方々は楽しそうで、それはそれで羨ましく思いました。今の仕事が仕事なので、できたらそれ以外に、人と豊富に接する機会―趣味でもボランティアでも―を持ちたいと思っているのですが、もう少し時間にゆとりがないと難しそうです…今後の課題ですね。

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