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2004.02.16

「送られなかった手紙」

ロシアの文豪プーシキンの生涯をモデルにした、太田哲則先生の文芸作品。
雪組の壮一帆単独初主演です。ロシアものなので、まぁ地味っちゃ地味でしたが、なかなか良い作品だと思いました。丁寧なつくりで。

主演の壮くんは、立ち姿は美しいし(なで肩だけど(-.-)、歌も随分上達されたと思います。でもなぁ…、芝居が浅い浅いので、勿体ないというか歯がゆいというか。
女性遍歴を重ねる遊び人な面を持ちながらも、一方では優れた詩を発表して、ロシアの改革派に大きな影響を与えた詩人…その内面の苦悩の数々。
脚本も書き込みが十分ではないかも知れません。でも、台本どおりでそれ以上でもそれ以下でもない。台本に書かれていない部分をふくらませて人物造型したら、とてもやりがいのある面白い役だと思うんですよ。今の壮くんにそれを求めるのは、まだ難しかったのかなぁ…。でも「まだ」といっていられる学年でもありませんし。
相手役や脇に支えられての主役でした。それもありでしょうけどね(特に宝塚では)、でも回りだけじゃなく、真ん中も深い芝居を見せてほしいですやっぱり。

相手役の晴華みどりちゃんは、相手役というほど絡みもなかったですが、とてもうまい人だと思いました。壮くん助けられてたと思います。残念なのは、ヒロインにしては、歌が1場面(しかもデュエット)しかなかったこと。もっと聴きたかった…
ご学友3人組(麻愛めぐる、天勢いづる、貴船尚)は、揃って芸達者で小柄で、なかなか良いトリオでした。貴船さん、歌うまいのね~
ちー坊(天希かおり)の相変わらずダイナミックなダンスに吸い寄せられ、有沙美帆ちゃんの温かいお芝居ぶりに、いい女役さんに成長したなとしみじみし…、でも、雪組も下級生は知らない顔が増えてきました。
そんな下級生の中で目を引いたのが、冒頭画学生の役で登場した漣城まことくん。まだ研1なんだ。抜擢ですね。元気良く台詞言ってましたし、華のある2枚目さんです。今後が楽しみな男役さんがまた増えました(^^)

バウホール作品は、若手の活躍が見られるので、たとえ作品にあまり食指が動かなくとも、やはり1回は観ておきたいものです。
次回青年館は宙組なのですが、主演はトップコンビなので、もう十分すぎるほど観ているのですが(^^;、注目している速水リキちゃんが出るので、やっぱり観たい!
と思い始めた今日この頃です。

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