2011.03.14

地震と股関節

11日金曜日に起こった巨大地震…
信じられないような状況が日々明らかとなり、さらに信じられないような状態に進みつつある中…

被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた多くの方々には、もう、言葉もありません…
深く深く、お悔やみ申し上げます。

そんな中、私自身の体験など、恵まれたものであるのですが、脚の状態のこととも合わせ、書いておこうと思います。

地震が起こったとき、私は港区の会社にいました。
揺れは今まで経験したことのない大きなものでしたが、ビルの2階だったこともあり、物が倒れたり落ちたりは皆無。
でも、いつもなら地震でもそのまま仕事を続ける人たちも、あの時ばかりは皆席を立って、外に出た方がいいですよね!と出口に集まり…
しかし、揺れもおさまったのでまた自席へ。

あとはネットで情報収集しつつ仕事を続けましたが、徐々に事の重大さが明らかになり、また、首都圏の交通がマヒしていると分かって、結局それからは仕事も上の空状態。
私は住まいが大宮なので、JRが動かないとどうにもならず、終日運転再開なし、の発表が出たところで会社泊を決めました。

社内では、歩いて帰った人、運転再開した地下鉄・私鉄で帰った人の方が多く、遠距離通勤の侘しさをかみしめ…、でも、私の脚では何時間も歩いて帰ることなんてそもそも無理です。

人によっては椅子を並べて横になって熟睡!された方もいたようですが、私は結局ずっと座りっぱなしで…
0時半頃までは自席でネットを見たりうろうろし、それから朝までは、居残り組で会議室に集まり、TVを見ながらずっと起きてました。
寝たのは、朝方机に突っ伏した15分程度です。
日頃徹夜なんか絶対できない人が、眠くならなかったんですよね。それほど神経が興奮してたんでしょうね…

ここで、時々股関節前面を伸ばすべくストレッチはしていたものの、かなり脚がこわばっていました。

土曜朝になって、JRが7時から動くというので、それに合わせて会社を出て、浜松町まで20分ほど歩きました。
それが結局JRはなかなか動かず…
ここからは私が阿呆だっただけですが、こっちが動かなければあっちへ、あっちが混んでればまた違うところへ、とうろうろしてしまったのです。
浜松町→大門から大江戸線で新宿へ→埼京線で池袋へ、あまりの混雑に恐怖を感じて降りてしまう→再び池袋から乗ろうとしたらものすごい混雑だったので、なぜか丸ノ内線で東京へ→京浜東北が混んでいて乗れず、山手線で上野へ→高崎線を1時間ほど待って乗り、大宮へ→さらにバスが渋滞で時間かかる。
という経路で、6時半前に会社を出たのに、家に着いたのは14時を回っていました。

最後の高崎線とバスは座れたのと、池袋でドトールに一時退避した以外は立ちっぱなし。
ここでもかなり脚にダメージが。

そして、家の状態がかなりひどい、と近所の家の様子を聞いていたので恐る恐る家に入りましたら…。

マンションの7階だからかもですが、それはもう、家の中はぐちゃぐちゃになっていましたーー

玄関を入ると、下駄箱の上にあった額が落ちており、廊下にも物入れから飛び出た物が色々落下。

玄関脇の洋室は、ドアが開かない!中で物が飛んで入口をふさいでいました。
何とか隙間から手を入れて物をどけ、開けてみましたらもう、足の踏み場もなく物で埋まっていました。
箪笥が倒れたりはしていないものの、上に乗せていたものや本棚のものがすべて落ちている。

その隣の、元息子の部屋→現在は物置状態、も同じく物で埋まっています。

またその隣の娘の部屋は、まあ、普段から物で埋まっているので(爆)、さらにその上に、物置と化していたピアノの上の物が綺麗にすべて落ちていました。ピアノの上に一つだけ、ちょこんと置物が残っていたのがちょっと不気味。

洗面所、トイレ、お風呂はどうもなってませんでした。
続くキッチンは…予想通り、床が割れた食器の海に。あああ…

それらを確認してから、おそるおそるリビングのドアを開けました…

やっぱり…、本棚の本が散乱し、CD棚は棚ごと倒れ、床はCDの海になっていて、その下にスピーカーが倒れているのが見えない状態。
反対側のスピーカーも、後ろのCD引き出しに押されて斜めになり…、オーディオラックに倒れ掛かってました。
液晶TVは仰向けに倒れ(逆向きで倒れてTVが壊れたお家もあったそうです)、TVラックは背板が外れてかなりあやうい状態です。

それから和室をのぞきますと…あああ。
和室にスライド書棚を置いて、そこにCDなどをぎっしり詰めた前に布団を敷いて、いつも寝ているのです。
危ないなぁと思いつつ。でもまさか、阪神大震災みたいなことは起こらないだろうと思いつつ。
まさか、は起こるものなのだな、と思いました。
スライド書棚自体は倒れていませんでしたが、中のCDが落ちて海状態になっていたのと、スライド部分の一つは完全に倒れていたのです。
私が寝ている場所がちょうど、その下あたりでした。
もし、夜寝ているときに地震が揺っていたら、下敷きになっていたかもしれません。

夫はちょうど秋田に出張中で、避難所に避難したり苦労の末、日曜夜に帰って来たのですが、和室の状態だけは夫に見てもらわなければ、と思ってそのままに。

写真を撮りつつ、さすがに泣きが入って来た私のもとに、友からの心強い電話。
自分も忙しいときなのに、駆け付けてくれたのです。
まずは台所を片付け、海状態のリビングを何とかせねばと、本棚の本を戻し、CDを寄せて、女2人で高さ180cmのCD棚を元通りに立て、スピーカーを抱き起こし(クレモナの高さ120cmで重いのです!)、反対側のCD引き出しは中身が入ったままなので超重い!のをまたまた2人で起こしてスピーカーを元通りにし。

そこまでしてくれて、友は帰って行きました。
友が来てくれなかったら、私一人ではどうにもならなかったでしょう。
(娘は地震当日はお友達の家に泊まり、土曜は出社していました)
友には大感謝、いくら感謝しても足りないです。ここでも言う、本当にありがとう!

土曜夜は余震に怯えつつ、リビングに布団を敷いて娘と2人で寝ました。
前夜寝ていないのでさすがに、10時を回ると朦朧として思考が働かなくなって。

翌日曜日は娘は出社してしまい1人だったので、ともかく玄関入ってすぐの洋室を片付けようと。
その部屋だけ唯一、散乱したものが私の物…宝塚関係…が多いので。
結構頑張りました。5時間くらいですべて元通り、というか、ついでに整理して少しすっきりさせて。

その日の夜、夫が戻ったので、3人で食事し、片付ける段になって、脚が異常に疲れていることに気づきました。
立っていられないのです。
洗い物をするにも体が支えられず、シンクに肘をついて洗う始末(これが結構楽でした。以前、椅子に座って、を試みた時は、シンクの高さが合わなくて上半身がばりばりになりましたから)

夫はリビングのCDの海を精力的に片付け終え、これで一応生活の場は確保できたことに。
TVも起こして映るようになりましたし。

日曜夜はリビングに2枚布団を敷いて。当分はこのスタイルですね…

そして今日、月曜は、計画停電に振り回され、防災対策を怠っていたツケで、懐中電灯や乾電池を求めてさまようもある訳はなし。
これが驚いたことに、息子の住んでいる浜松や、実家のある大阪京都でも、単1単2の乾電池は姿を消しているのでした…。被災地優先ということで、仕方ないですね。(うちはその後確保できる目処がつきました)

食料品やトイレットペーパーも、どんどん店頭から姿を消しています。
1日3~6時間位の停電で、過剰と思いつつも、トイレットペーパーがないとなると焦ったり(汗)
そんな中、時間どおりに配達に来てくれた生協の個人宅配はとても心強かった。
実は、今日配達予定のカタログに防災セットがあって、注文しようか迷って止めたのでした…バカバカ。

野菜を買いすぎたのでせっせとお料理したりしてたら疲れてしまい、物置部屋の片付けは後回しに。

今日は交通がマヒしてたので会社には行きようがありませんでしたが、明日からどうしよう…
動いたとしても超混雑で時間がかかるとすると、私の脚では無理無理感が。
そもそも、座れるという前提で、通常でも1時間半以上の通勤時間を耐えているのですから、もっと時間がかかって立ちっぱなしで出社して、1日座りっぱなしで仕事したら…脚が壊れてしまう気がする。

幸いいまは責任のある仕事ではないですし、このままフェードアウトしちゃいたいよう、と弱気になってます。
それくらい、脚がきついです。
今日は、立ち仕事を大幅に娘に任せたのでとても楽でしたが…(今日は家族3人とも出社できませんでした)
ほんとだったら今こそ松本先生のところに行きたいのに、どんぴしゃでとっていた予約を泣く泣くキャンセルしました…とてもあそこまで行き着けないもの;_;

被災地の方々は、もっとずっと辛い日々をお過ごしだと思います。
今回、自分もすっかり巻き込まれて余裕がないですが、自分のできることをしっかりやって行かないと、と思っています。

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2011.02.27

ご無沙汰しています

気づいたら、4ヵ月近く更新していませんでした@@
…そんななら、ブログ止めたら?て話ですが^^;;;
や、元気にはしております、何とかconfident

最後の記事をアップした後、ひどい腰痛になりまして…、12月に入ってようやくましになったという感じでした。
そして、もう一つのブログの方はそこそこアップしていたのですが、年末から家族親族関連で色々色々色々…あり、いまもあり続ける状態でして、さすがに落ち着いてブログを書くことがなかなかできませんでした。

いつもは、細々ながらも読了記録だけは書いていたのですが、それも昨年末から読み始めた浅田次郎の「中原の虹」が、全4巻だったのですが、余りにも丁寧に読み進めたもので随分時間がかかってしまいcoldsweats01

そして、こちらに読了記録を上げる際には、Amazonから画像とURLをダウンロードし、ブログにアップロードし、、という手順を踏んでいたため結構面倒で、以来読んだ本も溜る一方…

結局、読了記録はweb本棚サービス「ブクログ」を利用することにしました。
サイドバーに私の本棚を見えるように設置しましたので、詳細は本棚の左下のお家アイコンをポチ、としていただければと思います。

これだととても楽で…、書名で検索するだけで、画像付きで該当の本を自分の本棚に入れることができます。
評価やレビューを書くこともできますし、携帯からでも簡単に登録・編集することができます。
こういう作業が簡単になったせいか、急に読書量が増えました(笑)
本棚に本が増えて行くのを見るのも楽しいのですよね、単純に^^

世の中、TwitterだのFacebookだの、ブログよりスピーディーに発信できる場がどんどん増えてきて、ブログに丁寧に記事を書く、機会がますます減って行くような…
ネット時代もどんどん変わって行きますね。

今年は、5月以降は少し時間に余裕ができるかな?と思いますので、またこちらにも書いていきたいと思います。
こんな状態ですが、これからもどうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m

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2010.11.03

リッツカールトンのアフタヌーンティー

先日の日曜日、古くからの友人たちと懐かしい再会の機会がありました。
前回お会いしたのが2005年3月…(その時の記事はこちら。ブログって便利ですねhappy01
あっという間に5年半余り経っておりました。

ゆっくり4人でお喋りできるところ…ということで、急遽私が場所探しを仰せつかったのですが^^
頭に浮かんだのが、あちらやこちらのブログで良かった~!という記事を拝見していた、リッツカールトン東京ザ・ロビーラウンジ&バーのアフタヌーンティー。

前日予約ながらお席がとれたので、えいっと一念発起^^;行ってまいりました。

六本木ミッドタウンは、会社からなら地下鉄2駅ですが、家から行くのはなかなか遠い…ということで、まだ足を踏み入れたことなし。
ホテルまで地下鉄直結とあったので甘く見てましたが、10分はゆうにかかりましたcoldsweats02
入口がまた分からなくて、案内所で聞きましたが、こりゃ分かんないよ、というような小さな入口で^^;
車寄せ側に乗りつけるのが正しい訪れ方かも知れませんが…sweat01

45階からの眺望は素晴らしく、窓側のお席でなかったのが残念ですが、東京タワーとスカイツリーのどちらも見ることができます。

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ヘブンリーティー(4300円)をいただきました。
(ちなみに、アフタヌーンティーのメニューはもう一つ、7500円のものもあるのですが、係の方の説明によると、量は同じで食材のグレードが違うのだそうです)

一段目
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パンナコッタ
キャラメルポワール
チョコレートエクレア
和栗と金時芋のタルトレット
チーズケーキ

二段目
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ズワイ蟹のクロスティーニ 海のルビーを添えて
黒毛牛のグリエと森のキノコのピンチョス バルサミコ風味
スモークサ-モンのタルタルとアボカドのタルトレット ディルの香り
スペシャルジャンボンとグリュイエールチーズのサンドウィッチ
海老とボイルドエッグのフィンガーサンド

三段目
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シトロンスコーン、レーズンスコーン、クロテッドクリーム、ジャム
そうそう、ジャムはミニジャムが封を切ってないボトルで出されます。
なのでもちろん、一人一個ずつお持ち帰りしました^^

そして、紅茶はポットサービスなのですが、こんな風に大きなポットがずらりとアルコールランプで保温されていて、カップの紅茶がなくなると注ぎに来てくれます。
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ちなみに、このティーセットはウエッジウッドですが、うちに同じ柄のコーヒー・ティー兼用カップがあるものですから、何か嬉しかった^^

1時に予約を入れて、5時過ぎになってバータイムになり、照明が落とされて各テーブルにキャンドルが置かれるまでお喋りし倒しました。

帰り際に各自デジカメを出し、全員の写真を撮ってもらったのですが、計4台のカメラでにこやかにシャッターを切ってくださり…^^
そうそう、久しぶりに会った方々に、家族や子供たちの近況報告をするのに、写真があれば…!と思うことが多いですが、今回は皆デジカメ持参だったので、保存してある写真を見ながら盛り上がりましたhappy01
すぐに削除、の習慣がなくて良かったかもしれない^^

フロア担当は、女性陣は皆長身で髪をアップにまとめたモデルタイプの美人さん、男性陣もイケメン揃いで^^
サービスも気持ち良く、ゆっくり過ごすことができました。

お昼を食べずに行きましたが、まぁケーキバイキングとは違って量は大してありませんが、少しずつゆっくり食べながら女性同士でお喋りするなら、贅沢だけど最適な空間だと思います。

時間とバイタリティーがあれば、ティーの前に朝から国立新美術館に行ってゴッホ展を鑑賞し、帰り際にミッドタウン散策、とかできれば良かったですが、とてもそこまでの体力はなくsweat01

またゆっくり…機会があれば…これからクリスマスイルミネーションも綺麗でしょうし、訪れたいと思います。

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2010.10.10

2010年読了記録28:『ふたたびの虹』

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柴田よしき著、祥伝社文庫。

評判を聞いて、ポチっと押して取り寄せました^^

素敵な小説でした~happy01

短編集とも言えますが、「ばんざい屋」の客たちにまつわるエピソードと並行して、女将の秘密が明らかになって行く面白さもあるし。

そして何と言っても、女将の作るお料理の数々^^
お料理ネタの小説って好きなんです。
そして…、私もこの女将のように、お料理を作れたらなと…

最後の章が、特に色んなことを考えさせられました。
私も、穏やかな人になりたいな、とか…

見た目、穏やかに見える?ようですが、その実、中身はちっともそうじゃない。
中身も、いつも心が静かで、ざわついたりしないような。
いつも心が微笑んでいるような。そんな人になりたいなとconfident

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2010年読了記録26,27:『森のなかの海(上)(下)』

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宮本輝著、光文社文庫。

宮本氏の小説というと、失礼ながら不倫ものが多い…という印象を抱いてしまった私^^;
この本も例にもれず、冒頭はとんでもない夫の素行が明らかになる…というところから始まります。

でもそれは端緒に過ぎないことと、妻が自立していく過程が描かれていることで、そんなに気にならずに読むことができました。

まぁ、なかなかあり得ない設定ではありますが、小説として、ぐいぐいと先を読ませる力をもった作品で、最後まで惹き込まれて読み進みました。

ターハイとはどんな木なのか…何かモデルがあるんでしょうか。
見てみたい気がしますconfident

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2010.09.13

2010年読了記録25:『阪急電車』

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有川浩著、幻冬舎文庫。

単行本が出た時から、へぇ~と興味を惹かれていたのですが(なにせ良く知ってる路線の話だから^^)、文庫本しか買わない!主義ゆえ、今回文庫になってやっと読むことができました。

阪急今津線を舞台に繰り広げられるお話。
実際、あまり乗る機会はないのですけど、阪神間の高級住宅地を走る路線、というイメージがあって、どの駅も憧れでした。
各駅について細やかに描き込まれているので…、小林、なんて、思わず私も住んでみたいよ、と思ったり^^

そして、一つ一つのお話は何てことないストーリーなのだけど、それを駅に絡めて描いているところ、またそれぞれの話が独立してるんじゃなく、つながって発展していくところ…が面白いですね。

登場人物の中で、私が特に心惹かれたのは、やっぱり時江さんですね。
現実の場面で、あんな風に知らない人にさりげなく声を掛けたりすることはないだろう…と思うけど、何か素敵なおばあちゃんでした。
あんな風なおばあちゃんになりたいな、なんて^^

この作品、映画化が決まっていて、主演は中谷美紀さんとか。
どの役だろう…?と思ってぐぐったら、はぁ、やっぱりあの役ですか^^
でも全編に顔を出す役ではないし(そんな役はない)、どんな風に作られるのか興味ありますね~

しかも、ニュースによれば、
「撮影は2010年12月にクランクイン、オール関西ロケを敢行。舞台となる阪急電鉄も撮影に全面的に協力を約束し、また地元宝塚ということから宝塚歌劇団の美女たちのカメオ出演も期待される。」
ですってぇ~~~happy01
そういえば、宝塚を観に行って云々…なんてエピソードはなかったのが残念でした^^;

ところで作者の有川浩さん、私は漢字の字面だけ見ていたので、女性と知ってびっくり。
柴田よしきさんだって、最初は女性と思ってなくて…coldsweats02

こうして、波長の合う女性作家さんが増えて行くのは嬉しいことです^^
今までの傾向からしても、私はやっぱり女性作家さんの作品に惹かれることが多いようなので…
浅田次郎氏は例外ですね。

柴田さんにしろ有川さんにしろ、多作なうえに、web上でブログや日記も公開していらして、そんな面も合わせて楽しむことができます。
それにしてもすごいなぁ…いや、書くものの量が。

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2010.09.11

今年の草津はサプライズ!(長文)

マイフォトだけ先にアップして、記事アップが遅くなりましたが…、
8月27日(金)、28日(土)と、草津に一泊で行ってきました。

草津には一昨年も行っていて、今回も前回と同様、草津国際音楽フェスティヴァルが目的で、宿泊も前回と同じ、つつじ亭を予約。
ただ今回は、前回と違って1泊のみ、前回は軽井沢を起点としましたが、今年は長野原草津口でレンタカーを借りて、翌日同じ駅に返すというパターンにしました。

つつじ亭は、前回泊まったのが2年前とはいえ、2回目の宿泊ということで、宿帳なども一切書かなくて良かったのです@@
そして、お部屋に通されると、女将からということで、スパークリングワインのハーフボトルがプレゼントで用意されていましたhappy01もちろん、夕食時にありがたくいただきました^^

前回は空いていればいつでも入れた貸切風呂が、無料ですが予約が必要になっていたり、と細かな変更はありましたけれど、今回もゆったり気持ち良く過ごすことができました。
音楽祭の会場にも車で送り迎えしてもらえますし^^

夕食時に女将が挨拶に回ってくれるのも嬉しいですね。
お料理の美味しさはもちろんで…。
お値段も、ここ以上の宿に泊まったことがありませんが^^;総合点でも一番かな、と思っています。

そして草津国際音楽フェスティヴァル。
車で送ってもらう道すがら、沿道がやたら厳重警備で。
運転してくれた宿の人曰く、天皇皇后両陛下がいらっしゃるのだと。
お泊まりはヴィレッジのタワー棟貸切だそうで、へぇ~、でもこの時間にまだなら、音楽祭は明日でしょうねぇ、なんて話しながら会場へ。

そうしたら、持ち物検査なんかやってまして、ペットボトルは取り上げられてしまいwobbly
やっぱり今日来られるんじゃ?と思っていたらやっぱりそうで、休憩時間の後に来られるということで、色々注意事項もアナウンスされました^^

そして休憩になり、お手洗いを済ませた後、言われた通り早めに席に戻ろうとしたのですが、ロビーにいっぱい人がいて、どうも待ってる様子なので^^;
聞けば、このまま両陛下をお迎えして良いと。
入口で持ち物検査などやったからか、中の警備はゆる~いもので、「ちょっと通路を広めに空けてください~」くらいな注意でした。
写真も、携帯はご遠慮ください、と言われたので、え、じゃあカメラは良いんですか?ときいたら、コンパクトタイプなら、と^^

そして両陛下がいらっしゃいました。
もちろん、お姿を拝見するのは初めてな私。まったく予期せぬ出来事で、舞い上がる(笑)
なのでまともな写真も撮れませんでしたけどbearing

本当に、ほんの1m位のところを進まれて、ご歓談予定の方々とお話されて。
何というんでしょうか。言葉が難しいのですけど、仰々しいところなど微塵もなく、穏やかで、静かで、優しい空気が流れる空間だったのです。

そして、皆が先に客席についたところで、後ろ扉からご入場。
皆、立ち上がってお迎えしました。
私たちの後ろ何列かのところで、両陛下がお聴きになっている…まさに得難い体験でした。

演奏会終了後も、出待ちができまして(笑)
両陛下が演奏者と歓談されて、外に出られて車に乗られる…のを、外の芝生でお見送りしました。
こちらは、まさかそんなことができるとは思わなかったのですっかり出遅れたため、人垣の後ろから…状態でしたが。

会場には他にも著名人が色々来られていたようで、小渕優子さんは私もすぐ分かりました。
すらっと背が高くて超美人!な方でした^^

演奏は、もちろん素晴らしかったですよshine
室内楽だったので、私は特にチェロの美しい音色に感動…
美しい音楽を生で聴く機会があるごとに、最近私が思うことは。
自分の心の中、体の中もすべて、こんな美しい響きで満たしたいなと。
いつも、美しい響きだけを外に発することのできる、そんな人になりたいなと…
(ま、そして、「心をきれいに」って、あの方の言葉につながっていくわけですcoldsweats01はいここまでにします)

すごい経験したね~と感激して宿に帰り、翌朝。
ずっと雨だった2年前のリベンジと、今年は湯畑には向かわず、一路白根山を目指しました。
そしたら、またまた沿道の警備がすごい。
そして、沿道に日の丸を持った方々が。老人ホームの前には車椅子のご老人達が日の丸を持って@@
白バイも走ってる~

まさか???と言いつつ白根山のパーキングに車を入れる。
湯釜を見に来たのですが、その前にお手洗い、と一旦レストハウス側に戻ると、人垣ができていて。
間もなく天皇陛下が来られます~、ですって@@
残念ながら、皇后陛下はいらっしゃらなかったのですが、それから待つこと10分ほどで、またまた陛下をお迎えすることになりました。

これってねー、何も知らないで行ってるのですごいタイミングです。
お手洗いに行かないで湯釜に直行してたら知らなかったとこでした。
かえって、時間とか計算して狙って行ったらお会いできなかった気もします。

人間、1分先にどうなってるかも分からないのだから、先のことに気を回したり計算したりするのは止めよう、と思ったことでした^^(ちょっと意味が違うと思う^^;)

それから改めて湯釜に向かう。
結構な登りを15分ほど?
下にストックが杖代わりに置いてあったのを拝借して、無事に登ることができました。
…が、以来脚の調子が良くないです…やっぱり私にはきつかったかしら。。。
時間があったので、脚さえもてば、もっとあちこち歩きたかったところでしたが。

でも湯釜の神秘的な色を見ることができて、満足でした。
いつまでも立ち去り難い、ずっと見ていたい色でしたね…

今年は長野原草津口回りということで、行き帰りも、普段なかなか乗る機会のない在来線特急で、ゆったりした景色の移り変わりも楽しみ、サプライズもあって素敵な2日間の夏休みになりました。
長文失礼いたしました…m(__)m

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2010.09.05

2010年読了記録24:『貴船菊の白』

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柴田よしき著、祥伝社文庫。

そして柴田さんの本をもっと読みたくなった私は、Amazonで検索しまくり…、面白そうだな、と思った本をポチ、ポチ、とやって購入したわけであります。

本書は、京都を舞台とした短編集。

解説文に柴田さんの言葉が引用されていますが、「女性読者に楽しんでもらうことを第一に書いている」と…。

最近、宮本輝氏の小説を読んで、不倫ものは嫌いだと思ったところですが、今回の柴田氏の本にも、不倫は出てこないわけではありません。
しかし、視点をどこに置くかで、読後感は違ってくるものだなと…

まぁ、どの短編も面白かったのですが、すごい!面白い!と目が覚めるほどの感動はなくて…
ちょっと物足りなく読み進めていたのですが、「幸せの方角」の最後のところで、やられたー!と思い…
でも、そのあとがちょっと、余計だったかなというか終わり方がううむ…

そこらへんの小説の技法というか、浅田次郎などは本当に、うまいんだなぁと改めて思ったのでした。

まだ、柴田さんの本は買ってあるので^^
それにとーてーも多作な方なので、これから色々読むのが楽しみでございます^^

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2010.09.04

2010年読了記録23:『小袖日記』

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柴田よしき著、文春文庫。

『やってられない月曜日』以来、気になる作家さんだった柴田よしきさんの文庫新刊。

主人公が平安時代にタイムスリップして、「源氏物語」の執筆を手伝う羽目になる…なんてオビを見ただけで即買いでしたわ^^;
そんな経験、私だってできるものならしてみたいって^^

で、読み始めたものの、最初は源氏物語をなぞるだけなのかと思って、それだったらつまんないよな~と読み進めたのですが、最初の「夕顔」からして、どんでん返しというか、そう来たかーーー!という爽快感が半端なく。

ネタばれは控えますが、源氏物語のさまざまなエピソードは、実はこうこうこういうことだったんですよ、と執筆裏話が明かされ(もちろんフィクションなわけですけどね)、それを紫式部(ここでは香子さま)がこういう風に書いたんだ、という…

その裏エピソード?のなかに、平安時代の習俗なども織り込まれ、それが現代の女性が向こうの世界に迷い込んだという設定だから、とても生々しく感じられる…

そして、実はこうだった、という話の落とし方が、胸がすく、というか、解説文にもありましたが、本当に、女性応援歌の側面もあって、非常に読んでいて痛快です。
その頃はもののけの仕業とか思われていたことを、現代の病気に置き換えて解き明かしているのも面白かったし。

最後の最後、主人公がまた戻ってくる件はとってもSFチックな展開になりましたけども、この本、源氏物語のファンの人も、源氏物語が嫌いな人も、どちらが読んでも楽しめると思います。
ただもちろん、源氏物語の概要を知っていないと面白くないと思いますが…

ますます柴田よしきさんのファンになってしまった1冊でした。

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2010.08.22

「ガラスの仮面―二人のヘレン―」

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彩の国さいたま芸術劇場で上演中の、彩の国ファミリーシアター、音楽劇「ガラスの仮面―二人のヘレン―」を観に行ってきました。

演出は蜷川幸雄さん。

主なキャストは

大和田美帆  北島マヤ
奥村佳恵   姫川亜弓

細田よしひこ   桜小路 優
新納慎也  速水真澄
原康義  小野寺
月川悠貴   青木 麗
岡田正   源造
黒木マリナ   二ノ宮恵子
立石凉子  北島 春
香寿たつき  姫川歌子

夏木マリ  月影千草


2008年にすでに舞台化されていて、今回はその続編のような形になるのでしょうか。
タータンは今回が初出演です。
なので?私も初演は見ていません。

開演前から面白い仕掛けがあるから、早めに席についておくように…と聞いていたのでその通り座っていると。

舞台はすでに幕が上がっており、役者さんがウォーミングアップしている横に、バックステージツアーの参加者の方々も舞台上にいたりして、何か不思議な眺め。

そして、観客として入場してきた人が客席に着席するのかと思いきや、キャストの方で舞台に上がって行ったり。
私は今回、期せずして通路側の席に座っていたので、はっと気が付いたらタータンと新納くん、そして多分大和田さんがお喋りしながら通って行った!
そしてやおら携帯を取り出して自分たち撮りしようとする新納くんに、劇場のお姉さんが「撮影はご遠慮ください」^^; や、多分分かって言ってるんだと思うけど^^

舞台に上がって一旦袖に引っ込み、アップ着に着替えて出てきたら、舞台前面でストレッチに発声練習に、ウォーミングアップを始めるタータン。
なかなか、贔屓のアップの様子なんて見れるもんじゃありませんよ。面白かったですねぇ。(ゆうさんのも見たい^^)

それが、カウントを入れてのダンスアップになり、いつしか全員の群舞になり、いつの間にか舞台が始まっている。
そして舞台奥から劇画のパネルがたくさん登場して、ちょっとベルばらみたい…^^と思っているうちに、すっかりガラスの仮面の世界に引き込まれています。…という仕掛け。

舞台が本編に入ってからも、客席からの登場はもちろん、役者さんが客席に座ってスタンバイしていたり、客席でそのまま芝居をしたり、と劇場をフルに使った斬新な演出。
劇中劇や、最後の授賞式のシーンなどは、客席がそのままそれを見ている設定で。

ガラスの仮面は文庫で出た時に大人買いして読みましたが、かなり前なので内容はがっさり…(汗)
キャストの皆さんは、まぁ、速水さん=紫のバラの人、が新納くんだったりしますので、別舞台でタータンと共演したときのキャラとか思い出すと笑えてしまったりしましたが^^;

マヤと亜弓は、まぁ劇画のようには行きませんが、それぞれ劇中劇含めさすがの迫力で。
ラストはすごい宙乗りで、かなりなスピードで高所を舞っていまして、すごかった~

副題がついているように、今回の劇中劇は「奇跡の人」がメイン(他にも色々ありましたけど)
タータンは、ダブルキャストのマヤと亜弓のヘレンを相手に、サリバン先生を。
これがまー、見ものでございました。
マヤヘレンが、とうとう「water」を理解する件…、劇中劇ということを忘れる感動で。

もちろん、亜弓の母、大女優姫川歌子、の場面も貫禄でした。
サリバン先生の役作りに悩む場面で、歌のソロも丸々1曲ありましてね。
その堂々たる歌いっぷりに、どうしましょう、今年は見る予定がなかった「モーツァルト!」も見たくなってしまったではないか。。。

月影先生の夏木マリさんはもう、そのもので^^

演目がバックステージものでもあるので、月影先生の教えなどが、そのまま出演している役者さんたちへの言葉に感じられたり…

外部の舞台はいまは、タータン出演のものしか見る余裕がありませんが、色んな舞台に出演してくださるお陰で、良い舞台を見ることができて嬉しいです。

下の写真は、宣伝カー?(笑)
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そして、開演前には劇場内のビストロやまにて、公演メニューの「紫のバラコース」をいただきました。
写真はオードブル。紫のバラは大根だそうです^^
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さい芸は、最寄り駅の与野本町から少し歩くのがネック。
帰り道、西日を背中に受けながら歩いていたら汗が目に入るくらい暑くて、またまたお茶を(今度はリーズナブルにサイゼリヤで^^)
久々の友人とのトーク含め、楽しい休日でした。

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